第一話:イジメられたモミアゲ少年(河本真のストーリー)
『ボクの小中高の時間は意味があったのか?』
たまにこのように考えることがあります。
事実は多面的ですので
『あの時があったから今がある』
とも解釈できますし
『あの時違ったらもっと違う今があったのでは?』
とも思えます。
なににせよ、過ぎたものは戻りません。
いつも大切に握りしめて、未来へ繋げられるモミアゲでありたいです。
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ボクは元々、お調子者でした。(父親の影響です。)
人を笑わせたり、笑わされたりするのが大好きだったので、
小学校に入ると、クラスメイトや友達と楽しい時間を
過ごせるよう工夫を凝らしていました。
そんな平凡な少年でした。
しかし、いつからでしょう。
気がつけばそんなボクも変わっていました。
小学校の高学年では、そんな自分を
押し殺すようになってしまいました。
小学校3年の時に、全校生徒の前でボクの
最高にイケテいるダンスを披露して、
みんなを爆笑させるほどの面白さを持ち備えていたのに、、
そんな自分を忘れて
しまうことになっていました。
(正確にいうと、隠し始めた。)
なぜ、なのか?
それは、『イジメ』が始まり、
『マウンティング』が始まったからです。
簡単にいうと、クラスのボス的な存在が
突如現れ(生物上仕方がないデス。)
彼らに従わないと仲間外れになるので
(イジメの対象)
無理矢理、彼らに合わせるようになりました。
そうしてイヤイヤ自分を押し殺していました。
この時からしばらく「本気で笑う」
(自分から笑いをしかえること)ということを
忘れかけていました。
まだ小学生なので、機転も効きませんし
どうして良いのか考えられません。
当然、学校はやめることが物理的に不可能ですし、
クラス替えなども自分には無理です。
日本の小学校は、仕組みとして
1年間は『その檻』の中に強制滞在
せざるをえないのです。
自分の才能や強みを知るより、むしろ、
それらを損なってしまいかねない世界です。
それが社会だと思っていましたし、
それが、人生だと勝手に思い込んでいました。
つづく...
投稿者プロフィール
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The Legendary Roots 88 Inc CEO
1988年生まれ。大学在学中に起業をし、得意とするニッチビジネスを元に、電磁波シールドパンツや、マイルをお得に使った旅行術を教えるオンラインスクール、メンズ性教育スクール、通わない小顔サロン、などの多岐に渡る分野で「働かないけどお客様に最大限に貢献する仕組み」を構築。1日3時間しか働かないことをモットーに家族で世界中を旅する人生をエンジョイしている。
著書に「働かない働き方。」『21世紀こそもっと恋愛にのめりこめ!!』
『遊ぶように働く! 目指せFIRE! 大人の夏休みライフの始め方』 などがある。
TEDxに2019年に登壇、
自身で開発した電磁波を99%シールドする「スゴイパンツ」
はTARZAN(17万部発行、2021年1月)にも紹介された。
一部、ファンの間では「モミアゲさん」の愛称でも親しまれている。
(実はモミアゲが濃いオトコ...)