先進国富裕層が子孫に継承している資産運用の授業〜成功者が子供に教えている次世代のビジネススキル〜【河本真のFIRE通信】
目次
はじめに
どうも、こんにちは。河本です。
今回も、僕自身が毎日の中で気づかせていただき学ばせていただいた
人生を豊かにしていくTipsをお届けしていきます。
毎年、人生に何か素晴らしい自分以外の
「他力」が加わっていくことによって、
どんどん勢いを増して幸せになっていくのではないかと思いますが、
それに使えそうなTipsを今日も紹介していけたらなと思っています。
ちょうど最は子供の学校での出来事が多い関係で
僕の個人のメールに感想を多々頂戴する次第なのですが、
その中で
「河本さんは子供に実際どのようなことを教えてるんですか?」
という声をよくいただきます。
また、
「子供が通っている学校も世界中の学校を見ていく中で決めたとのことですが、
どのような学校なのですか?」といった質問も多くいただいています。
実際に僕が子供に教えていることは嘘をつけないことになりますので
ポジショントーク一切なしで、そのことに関してもお話していけたらなと思います。
幼少期に将来を占うヤバイ実験
今日はその中でも「スキル」に関して話していきます。
と、その前にマシュマロ実験をご存知ですか?
ちなみに我が家にあるマシュマロは普通のものとは違って
白砂糖など一切入っていないものを食べているのですが、
そんなマシュマロについての面白い実験があります。
その実験では、
四歳の子供にマシュマロを与えるのですが、
マシュマロを与える時に、「我慢をさせる」ようなアプローチを取ります。
当然、目の前にマシュマロが置かれていれば美味しそうなので、
おそらくあなた自身も食べたくなるかと思いますが、
簡単にいうと、
マシュマロを食べることを十五分我慢できれば、
もう一つあげますよという実験でした。
これを実際にやってみてどうなったかというと、
中には食べる子もいれば、食べない子もいました。
もちろん、報酬をあと伸ばしにすれば、その分もっと報酬が増えますよ
という原理がしっかりわかっている「我慢できた子」に関しては、
その後に成績も上がって、
長期的に見た時に経済的にも成功している場合が多かった
という実験データが明らかになったのです。
4歳児でも出来る「ガマン」の裏技
この実験から言われていることは、
「自制心」や「我慢する力」が実際にこれからの時代に必要になって、
そういった力を持っている方が成功することがわかった。
と言われていますが、
そもそも論として、私たちは、先延ばしにすることもそうですが、
何かしらのベネフィットやリワードというものがわからないと
それを手に入れることが出来ないと思うんですね。
大前提として、僕の子供にもそうしていますが、
欲を先延ばしにすることによって得られるものが増えるんだよ
ということを知ることによって、
特に男性がそうですが、
「他の人は我慢していないけど俺は我慢しているから
それ以上の恩恵を受けられているんだな」
ということがわからないと、人は我慢が出来ません。
その説明をまず、親や先生がしないといけないと思うので、
僕はとにかくそのように説明するようにしています。
おもちゃを買う時も、
「ここで買ってもいいけど、買ったら今度のあれはないぞ」
という話をすると、ちょっと立ち止まって考えるんですよ。
俺が本当に欲しいのはどれだろう? という風に。
これを見てくださっているあなたも、子供がお買い物に行くと
「これ欲しい あれ欲しい」というのを見たことがあるかと思いますが、
親もその時々で買ってあげようかなと思うこともありますが、
そこで買ってあげるのもいいですが、それを買うと、
「君が欲しがっていた、別の大きな◯◯は手に入らないよ」
と言うと、そこで自分の欲に注目し、考え始めます。
僕は子供に対して、このようなトレーニングを二歳の途中くらいからやるようにしていて、
だから、最近は子供もそのことをよく理解するようになって、
欲しいものがあった時にもそれを我慢することによって、
後から大きなものが得られることがわかったから我慢できるようになりました。
そういった
親や先生からの補足やフォローをしてあげた方が良いと思います。
成功者が密かに行っている謎のイメトレ
先ほどのマシュマロ実験でもそうですが、その実験で実際に
「我慢できた子とそうでない子の特徴」を調べてみると面白くて、
「我慢できずに食べてしまった子たち」というのは
マシュマロを触ってしまったり、遊んだりしてしまったらしいのです。
そうすると、私たちの本能はどんどんと掻き立てられてしまいます。
つまり、私たちの「爬虫類脳」と呼ばれる本能の部分に支配されて食べてしまうわけです。
逆に、「我慢できた子たち」というのは、フォーカスをずらしていたわけです。
マシュマロに意識を向けていると食べたくなってしまうから、
マシュマロじゃない方向を向いてそっちに夢中になっていることで、
上手にマシュマロを忘れることが出来ていたのです。
だから、「我慢」じゃなくて、「忘れていた」んです。
これは結構、これからの時代に大切なことで、
例えば投資で失敗する人やビジネスで失敗する人をたくさん見てきましたが、
その人たちは「我慢」と言って、意識を辛い方向に向けていた人が多かった
のかなと思います。
実際に僕自身の周りを見ていても、経済的に自立していて圧倒的に成功を納めている人たちは、
我慢しているという言葉は一切出て来なくて、
ただ、継続をしていたりやることはしっかりやっていたりするんです。
「他のこと」を見ているんですよね。
投資でやらかしてしまう脳の秘密
例えば、投資の話がやはりわかりやすいのでその話をすると、
毎回チャートを見ていて「あーどうしよう」と振り回されて、
変な風に感情的になって焦って決断して結果損をする人は多いですが、
忘れていて結果として増えてしまっているのが上手い人のパターンです。
このポートフォリオいいな、素晴らしいなと思ったら、そこに投資をしたらもう
チャートなどの値動きを見ずに忘れて、他のことを考える。
そして、気づいたら資産が凄く増えてしまっている。
こういった状況を作れる人がこれからの時代に必要になります。
なぜかというと、人間はネガティブな出来事であったり、
人間の欲をくすぐられるような出来事(マシュマロの話のような)があった時に、
何故だか、凄くIQの低い判断をしてしまいがちなのです。
その一つの判断が故に、
機会損失をしてしまったり、
上手くいっていることを潰してしまったりするので、
このようなフォーカスをズラしていくスキルは
これからの時代に絶対に必要になってくるのではないかと思います。
最後に
今日の話というのは、河本真のVoicyの方でも発信していますので
「移動中もスキマ時間活用で聞きたいよ!」という方はそちらもチェックしてみてください。
というわけで、今回は幸せオーナーのTipsということで、
皆さんにお役に立てたなら幸いです。
また次回をお楽しみに!
最後まで見てくださり
ありがとうございました。
かわもと
今日の内容を復習しよう❗️


投稿者プロフィール

-
The Legendary Roots 88 Inc CEO
1988年生まれ。大学在学中に起業をし、得意とするニッチビジネスを元に、電磁波シールドパンツや、マイルをお得に使った旅行術を教えるオンラインスクール、メンズ性教育スクール、通わない小顔サロン、などの多岐に渡る分野で「働かないけどお客様に最大限に貢献する仕組み」を構築。1日3時間しか働かないことをモットーに家族で世界中を旅する人生をエンジョイしている。
著書に「働かない働き方。」『21世紀こそもっと恋愛にのめりこめ!!』
『遊ぶように働く! 目指せFIRE! 大人の夏休みライフの始め方』 などがある。
TEDxに2019年に登壇、
自身で開発した電磁波を99%シールドする「スゴイパンツ」
はTARZAN(17万部発行、2021年1月)にも紹介された。
一部、ファンの間では「モミアゲさん」の愛称でも親しまれている。
(実はモミアゲが濃いオトコ...)